いよいよ大晦日ですね。皆様にとって、いい年でしたでしょうか?
私にとっては
80点
くらいかな。楽しい、厳しい年でした。
来年は、もっと素敵になってほしいけど、運勢的にはあまり良くないらしい。
でも、それも気の持ちよう。
良くないかもしれないから、ちょっと慎重にと、暴走に歯止めかけつつ走ります。
すでに九月まで、全土・日が仕事で埋められてしまっているので、隙を突いて遊ぶぞっ

と。
昨日、打ち合わせ帰りに梅田に出たのですが、紀伊国屋前のメジャーな待ち合わせスポットの賑わいといったら、そりゃすごいものがありました。
階段にも、階段上がったところにもウジャウジャ人がいます。
帰省してきた友達との飲み会とか、正月期間会えない恋人とか、いろいろ事情があるのでしょね。家の仕事は大丈夫なのかと、思ったりして…
こんな賑わいとは別に、きっと寂しいのだろうなという人にも会いました。
駅の喫茶店でコーヒーを飲んでいると、一人の女性客がやってきました。
ドアを開けるなり、
「ピラフちょうーだい!」お店には若い店員さんが二人。
「ねえねえ、私、こう見えても若いんよ、31。見えへんでしょ」カウンターだけのお店なので、店員さんも無視できず、
「はあ、お若いですね…」と、相槌。すると、
「はああ、彼氏欲しいねえ。友達、結婚してるけど、あたし全然男いてないし、……」と、延々と身の上話が始まります。ここは、飲み屋さんじゃないし、真っ昼間の駅の喫茶店だし…
なんとなく浮かれている世間の中で、寂しさがひとしおだったのかなあと思って、買い物帰り、年越し蕎麦を受け取りに寄ったお蕎麦屋さん。一人の男性客が入ってくるなり、
「親子丼ある?ちょうーだい!」と、また、ドアを開けた瞬間にオーダー。店員さんが、
「お席でお聞きしますから…」というのも聞かずに、
「僕、がん患ってるから四十分くらいかけてゆっくり食べるけど、大丈夫かなあ…」店員
「はあ、大丈夫ですよ」「お味噌汁あるかなあ」店員
「そういうものは、ないのですが…」「いいよ、いいよ、気にせんとって。あっ、お酒ちょうだい。燗で。」店員
「はい、一合ですね」「うん。僕、病気やから、熱いのあかんねん。……」と、またもや身の上話。
なんだかちょっとつらい気分になってしまいました。
人生いろいろだけど、人はやっぱり誰かと関わっていたいんだなあ。
お正月は家族と過ごすものっていう呪縛。
これが余計に寂しさをつのらせる…
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
大晦日の朝食は
雑煮大根の葉っぱ炒め、肉団子の甘酢あんかけ、白ねぎの味噌汁、キーウイ入りヨーグルト、ちりめん山椒のせ玄米でした。
明日からは、お雑煮漬けですね。
今年一年ありがとうございました。
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