関西圏では、小学校の修学旅行などで高野山に行きました。
今もそうなのか、どうかは定かではありませんが…
久しぶりに登った高野山は、小雪交じり。
平日のため、人に出会うことも無く、暗く、寒く、より一層厳粛な雰囲気に包まれていました。
奥の院を目指してうっそうとした木立の中を進む。
ところどころで落ち葉を焚く火が燃えていて、辛うじて暖を取る。
立ち並ぶ墓石にあまり興味は無いのだけれど、営々と積み重ねられる日本の歴史の一端がここに眠るのだと思うと、心の中で思わず手を合わせる。
一泊お世話になる宿坊は
成福寺。
中規模の手入れの行き届いたお寺です。
中庭に面した二階の部屋に案内されて、ホット一息。
かじかんだ体が解けていく。
若いお坊さん達が何かとお世話をしてくれる。
きっと、高野山大学の学生さんに違いない。
宿坊に泊まるたびに感心するのは
精進料理です。
見た目に刺身のようなものはこんにゃく、鶏肉の煮付けかと思えば小芋だったり、味付けも全体に薄味で上品に仕上げてあります。
朝ごはんで絶品なのが
茶粥です。
ほうじ茶で仕上げてありますが、ほのかに色づいた粥にちょっとだけ香ばしいお茶の香り。これは、家ではなかなか出来ません。
心の洗濯に、一度高野山に泊まってみては如何でしょう。
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