目から鱗とは、こういう体験をしたときに使う言葉なんだなーって再発見。
10月2日から2泊3日で参加したダイエット合宿の食事でのことでした。
この合宿は断食合宿じゃないので、ちゃんと5食食べます。
しかーし、……しかし!
オリエンテーションで、元々はインストラクターの築井料理長さんがご挨拶。
粗食です! でも、本当に身体が必要としているもの、そして、その時必要な機能に特化したお食事を、愛情をこめてご提供いたします! と宣言。
とにかく
よく噛んでください。そんな説明のあと、
1食目の夕食。
献立は
玄米ご飯・長ネギとしめじと高野豆腐の味噌汁・小松菜ともやしの和風ナムル・ひじきと干し椎茸の煮物・バナナとりんご入りヨーグルト。
一口とりあえず30回は噛む。
噛み応えのあるものがチョイスされているので、最初は長い時間噛むのに慣れてないからちょっと苦労するけど、ゲーム感覚で噛む回数を数えつつ食事を進めます。
噛むことに集中してるし、初対面のメンバーでの食事だから、とても静かな食卓。
料理長さんの解説聞きながら、気付けば50分くらいかけて夕食を食べてました。
ちょっとびっくりでしょ! この量を50分かけて食べたんです。
時間をかけていることもあって、意外と満腹。私は、基本的には夕食食べないので充分満足でした。
その後の座学で、小山先生(中心になって指導してくださった方)が、
100回噛むということを3ヵ月続けたら、味覚がとても鋭くなったっておっしゃってて、よく噛むってすごいことなんだなあ…と、漠然と認識。
翌朝、朝ヨガの後の朝食。2食目。
献立は、
玄米・キャベツ玉ねぎにんじん高野豆腐の味噌汁・長いもとオクラとにらとたくあん入り納豆・ごぼうと人参の金平・半熟ゆで卵・自家製ぬか漬け。
お腹ペコペコで気持ちよく目覚めた後、いつもならすぐ朝食だけど、1時間朝ヨガがスケジュールされています。朝から身体の隅々まで酸素を通して、目覚めさせて。なのでいっそう美味しい朝食でした。
納豆も沢庵が入ってるので噛みやすく、しっかり時間をかけて食べることが出来ます。
オクラのぬか漬けも最高!
そんな調子で昼食。
このときに、夜には、もう、お米は出ませんよー!と告げられます。
えええー、とは言ったものの、普段夜にお米食べないから私は平気。
しかーし、予想は的中しました。
秋の味覚って、私は不得意なんです。栗とか、さつまいもとか、かぼちゃとか…。
野菜の無水調理。出ました! 予想通りのかぼちゃ!
最近流行の蒸し野菜も、これが嫌やであまり食べないんですよ。
こちらは
坊ちゃんかぼちゃという小ぶりのかぼちゃ(テニスボールくらいの大きさ)。ちょっと旬の時期は外れているので、甘みは控えめ。栗のようなホクホク感が身上。
みなさん、美味しい!と、蜂蜜をかけて食べてらっしゃいましたが、私は一生懸命(笑)頂きました。この手の野菜の、喉に引っかかる感じと甘さが不得意。でも、食材としてはいいものだと思います。
他には、
赤パプリカ・ブロッコリー・ミニトマトとそしてヨーグルトです。
野菜だけの夕食ですが、意外に満腹なんです。もちろん、ゆっくりとよく噛んで、気付けば50分くらい経ってました。いかに普段食べ過ぎているのか、わかりますね。不必要に食べて、ダイエットしてって、…なーんて無駄なことをしてるんでしょう。タバコ吸いながら、がん保険払っているのと同じくらいの馬鹿さ加減です。
最後の朝食食べるときには、
頬が筋肉痛になってるんです(笑)。普段、どれだけ噛んでないかってことですね。
そして、朝食を目の前にしたとき、ええーこんなに食べられるのかなあって正直、思いました。粗食だ、なんて言われていた食事がとても豪華で、品数豊富で、リッチな食事に見えるんです。これは、きっと体験した人だけが判るんでしょうね。
食材が持っている味にちゃんと気付ける調理法と組み合わせ、それに感謝の気持ちのわく食べ方、この合宿に参加しなかったら、実感できないことでした。
よく噛むことで満腹中枢を刺激して、唾液をたくさん出すことで、味覚を鋭くする。
そして、必要以上に食べない。
とっても大事なことですね。
食べ歩きも楽しいけど、ちょっと生活見直そうって思いました。
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私もいつの間にかすっごく早食いになっていて、咀嚼する回数がするないんだって自分でも思っているの。
なのに、、、食べだすと一生懸命食べちゃって噛むの忘れてる…。
一口30回。私きっとしばらく顎やほっぺが筋肉痛ね。
意識しなくちゃ。今日こそ忘れないで食べれますように。